Lavie Direct HZを購入しました

携帯の PC 端末として新たに NECLavie Direct HZ を購入しました。

それまで携帯 PC 端末として使っていたのは 2 年半前に購入した VAIO Tap 11 です。それが次のような理由で色々辛くなってきたので、新しい端末を探していました。

  • 軽量、高解像度で、スペック的にはまずまず満足していたが、肝心の品質が悪かった。
    • 電源を入れても起動しないトラブルが頻発 (マザーボード交換やファームウェアアップデートを繰り返すことで多少改善はした) 。
      • 勉強会とかに持っていっても、電源を入れても立ち上がらずに何度困ったことか...。
      • 他にも電源周りのトラブルも多く、キーボードの蓋をしてもスリープにならないことがあった。
    • 使用中にフリーズや BSOD もしばしば発生。
  • 無線通信する分離式のキーボードは打鍵の取りこぼしが多く、ラップトップと比べるとやはり辛い。
    • トラックパッドの操作性が非常に悪かったのもフラストレーションが溜まった。
  • やはり 2 in 1 という形態は中途半端だった。
    • 大は小を兼ねるというか、PC があれば基本的にタブレットがなくても問題ない場面が多い。
    • 携帯電話の方がファブレット化が進み、十分にタブレット的な役目を果たせるようになった。

そんな折、NEC のオンラインショップで 1 年前のハイエンドモデルがアウトレットで安く売られていたのをたまたま見掛けたので、やや衝動的にポチってしまいました。

この機種は「世界一軽量なノート PC」が売りのシリーズで、その中でも一番ハイエンドのモデルであったので、昨年の製品とは言え、次のように中々優れたスペックです。

  • Core i7
  • ディスプレイは 13 インチで解像度は 2560 x 1440 の高精細液晶
    • 映り込みのないノングレア。
    • Retina MBP 13 インチと同じ解像度です。
  • メモリ 8GB
  • ストレージ 512GB
    • 薄型ラップトップでストレージ 512GB となると極端に値段が上がるものが多いので、これはお得でした。
  • 重量なんと 779g!

とにかく軽いです。次の写真のように片手で楽々持てちゃいます。これに比べると MBA ですらもズシリと感じるようになります。

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以下、ちょっと触ってみた感想をば。

  • 良かった点
    • とにかく軽いので鞄に入れても全く苦にならず、どこにでも持っていきたいと思えます。
    • ディスプレイが非常に高精細で素晴らしい。最近の携帯電話と同様、全くドットが見えないレベルです。
      • あの MS ゴシックフォントも印刷した場合と同じようなレベルで滑らかに見えます *1
      • デフォルトではスケーリングが 200% に設定されていますが、これでは 98dpi 換算で 1280 x 720 相当と、作業領域として少し手狭です。自分は 175% に設定しました。少し字が小さくてもいいという人は 150% でもいいかもしれません。
    • ストレージ 512GB は安心感があります。
    • メーカー製 PC にしては初期インストールされているアプリが少ないです。
    • Windows PC はトラックパッドが小さいものが多いのですが、この機種は大きめで使い易いです。
    • 薄型端末にしてはインターフェースがしっかり揃っており、USB が 2 つの他に HDMI ポート、SD カードスロットもちゃんとあります。
  • イマイチな点
    • 軽量化のため、素材はプラスチッキーで質感としてはどうしても劣ります。
      • 「ぺらぺらした ThinkPad」といった感じでしょうか *2
    • キーボードの打鍵感は最低ラインはクリアしているというレベル。素材についてもしばらく使っていると表面がツルテカになりそう。
    • トラックパッドは MacBook のようにパッドとボタンが一体化したタイプですが、パッドの押し込みがちょっと固いです。
      • この部分については MacBook を超えるものを見たことが無いですねえ。

とまあこんな感じです。もし同じような機種を買おうと思っている人がいたらご参考に。とりあえず外出時のお供として 3 年くらいこれで戦えそうです。

*1:もっともそれでも美しいフォントではないですけど...

*2:今の NEC PC は Lenovo の傘下に入っていることも影響しているんですかね