Bridgy Fedを使ってThreadsアカウントをBlueskyにブリッジする方法

前置き

Metaが運営するマイクロブログ型のSNSであるThreadsは早期からActivityPubに対応してFediverseの一員になることを宣言しています。Fediverseとは独立性を保ったまま相互に接続するSNS群のことを指し、Fediverseに対応した主なSNSにはMastodonやMisskeyなどがあります。Fediverseにおいて相互接続するために主に使われるプロトコルW3C勧告となっているActivityPubとなります。

Threadsは2024年の1年を掛けて少しずつActivityPub対応を進めていき、先日遂に Threads側からFediverse側のアカウントをフォローできるように なりました。 これまではFediverse側から一方的にThreads側のアカウントをフォローして投稿を閲覧、リプライやいいねを返すことができるだけだったのですが、これによってThreads側からもMastodonやMisskeyといったFediverseに接続しているSNSサーバー上のアカウントをフォローして投稿を閲覧できるようになります。 *1

こうしてThreadsからMastodonやMisskeyなどのアカウントとつながりを持てるようになったのですが、次に示すBridgy Fedというサービスを利用することでThreadsのアカウントとBlueskyのアカウントをつなぐことができます。

https://fed.brid.gy/

このBridgy FedRyan Barrett氏 が中心となってOSSとして開発が進められているプロダクトで、ブログなど任意のWebサイトをActivityPubを用いてFediverse側にブリッジできるようにする (Fediverse側からはWebサイトがFediverse上の1アカウントに見えるようになる) ものです。最近Blueskyにも対応し、AT Protocolという異なるプロトコルを採用しているBlueskyのアカウントとFediverse側のアカウントをブリッジできるようになりました。

日本語での説明だと次のエントリが分かり易いので紹介しておきます。

note.com

ThreadsがFediverse側のアカウントをフォローできるようになったことで、このブリッジ機能を利用できるようになったので、以下にその方法を紹介していきます。

具体的なやり方

Fediverse側のアカウントからは @bsky.brid.gy@bsky.brid.gy というFediverseアカウントをフォローすることで、自身のアカウントをBridgy Fedに接続し、Bluesky側に対してアカウントが公開されるようになります。

しかしながら現時点でThreadsではFediverse側のアカウントを検索しても探すことができません。そこでFediverseアカウントのプロフィールURLに直接アクセスすることでプロフィールページを開くことになります。次のような形式になっています。

https://www.threads.net/fediverse_profile/<ユーザー名>@<サーバードメイン>

先に挙げたBridgy Fedのブリッジ用アカウントはアカウント名が bsky.brid.gyドメイン名も bsky.brid.gy になるのでURLは次のようになります。

https://www.threads.net/fediverse_profile/bsky.brid.gy@bsky.brid.gy

予めThreadsにログインしておいた状態でこのURLにWebブラウザからアクセスすると、Blueskyブリッジ用のBridgy Fedのプロフィールページが開きます。

Blueskyブリッジ用Bridgy Fedアカウントのプロフィール画面
Blueskyブリッジ用Bridgy Fedアカウントのプロフィール画面

このプロフィールページのフォローボタンをクリックしてフォローすればOKです。これでBlueskyに対して自分のThreadsアカウントがブリッジされます。

Bridgy Fedを用いてBlueskyにブリッジしたFediverseアカウントはBluesky側には @<ユーザー名>.<サーバードメイン>.ap.brid.gy というアカウント名で公開されます。Threadsの場合は @<ユーザー名>.threads.net.ap.brid.gy になります。自分のThreadsアカウントは @aoetakashi.threads.net.ap.brid.gy になりました。

おわりに (というか余談)

最近はイーロンの狼藉で𝕏 (旧Twitter) の質が低下し、かつて𝕏にいた人達はMastodonやBluesky、Threads、Misskeyといった様々なSNSに分散しています。ですが、ActivityPubやAT Protocolといったオープンなプロトコルを利用していることで、このように互いにつながることができるのです。

ちなみに自分のアカウントは次の通りです。活発度はFedibird、Bluesky、Threadsの順ですかね。

*1:本エントリ執筆時点ではタイムラインにFediverse側アカウントの投稿は流れず、投稿にはいいねしか返せないのですが、この辺りもいずれ対応が進むでしょう