Asakusa Framework 勉強会 2014真夏でLTを行ってきました

8/22 に実施された Asakusa Framework 勉強会 2014真夏 で LT を行ってきましたので、発表内容の補足と勉強会の感想について書きたいと思います。

当日の発表資料は以下の通りです。

AsakusaのドキュメントをDashで見たい from Takashi Aoe

直前に発表することを決めたので、内容は完全に小ネタです。
Mac 用の API ドキュメント閲覧ツールである Dash の紹介と、その Dash に Asakusa Framework の公式ドキュメントAPI ドキュメントを組み込めるようにする方法について紹介しました。
その説明を通して、Asakusa の公式ドキュメント自身も GitHub 上で公開されていること、ドキュメントも OSS として公開されている以上、みんながその内容を充実させるための貢献ができることを伝えることも狙いでした。
図らずも今回の LT 大会では公式ドキュメントに対する指摘が色々ありました。OSS への参加で一番貢献しやすいものの一つがドキュメントだと思っています。中の人的にはドキュメントに対して貢献してもらうことはとても有り難いことなので、どしどし指摘なりパッチなりを送って欲しいと思います。
現在 Issue がみんな英語で記述されているので、躊躇されている方もいらっしゃるかも知れませんが、日本語で全然おっけーですので、どんどん寄せてください。

LT で紹介した Dash はとても良いツールなので、Mac を使っている開発者の皆様は是非試してみてください。
様々な言語やライブラリの API ドキュメントを 1 つのツールで一元的に閲覧できるのは便利です。
それに、第 3 者がコントリビュートできるようになっているため、かなりマニアックなものまでカバーしています。
以下に Dash の Web ページで紹介されている、サポートしている言語やライブラリの一覧のスクリーンショットを貼っておきますが (これでも上半分です) 、実に様々なものをカバーしていることが分かりますね。 *1

さて、他の方の発表を聴いていての感想ですが、皆さんかなり Asakusa をガッツリと使い出しているなあと驚きました。
非構造化データの取り扱いへのチャレンジがあったり、演算子の使い方に対する深い考察をした発表があったり、テストドライバの実装を調査した発表もあったりと、こちらも聴いていて「そういう視点があったか」と何度か気付かされることがありました。
土佐さんの演算子チートシートはとてもいいですね!私も可能ならば内容の充実に貢献したいと思っています。 *2

*1:個人的にはちゃんと JavaFX もカバーされていたことがポイント大 :-)

*2:プロジェクトページは https://github.com/ironpeace/asakusa_operators_cheetsheet のようですね