Yosemiteで遭遇した問題

Mac OSX の最新版、Yosemite が登場しましたが、Time Machine でバックアップも取っていることもあり、早速突撃してみました。
Yosemite は一新されたデザインが結構自分の好みに合っているんですよねー。

これまで Apple 系 OS でアップグレードとかしてもトラブルに巻き込まれることはそれほど無かったのですが (一度 iPhone のアップグレードでバックアップからの復帰に失敗するというバグを踏んだことあり) 、今回は色々地雷を踏んでしまいました。
ということで以下に参考までに列挙しておきます。
なお、使用しているマシンは MacBook Pro 15inch の Mid2010 モデルです。LED Cinema Display につないでデュアルディスプレイにして使っています。

Google Drive が起動しない (対応策あり)

Google Driveツールバーアイコンがグレーアウトし、クリックにも反応しないという現象が起きました。マウスカーソルをホバーさせると、「ログインしていません」というメッセージが出ます。
最新バージョンをダウンロードして再インストールしても状況は同じでした。

こちらについては調べてみると以下のサイトに解決策が記載されており、その手順に従うと解決しました。
http://ralfrottmann.net/fix-google-drive-mac-app-on-yosemite

IM を起動しての文字入力が遅くなる (Safari がトリガ?)

IM を起動しての日本語の入力が遅いという問題です。文字を入力する際に頻繁にツールバーがちらつき、レスポンスが遅くなるという現象で、これはかなりイラつきます。
私は普段 ATOK を使っていますが、Yosemiteことえりに代わって新たに導入された JapaneseIM でも現象は同じです。
この現象は常に起きるわけではなく、どうも Safari を起動し、そこでテキストを入力することがトリガとなって発生するように見えます。
なぜ Safari なのか、なぜ Safari で問題が起きると、それ以降はどのアプリケーションでも入力が遅くなるのか、非常に謎な事象です。

デュアルディスプレイだとサブディスプレイ側の描画が乱れる

上にも書きましたが、MBP に LED Cinema Display をつないでデュアルディスプレイにしていますが (LED Cinema Display 側をプライマリにしている) 、サブディスプレイの描画が乱れることがあります。
再現条件がはっきりしていませんが、これも Safari の実行がトリガとなって発生するように見えます。

こんな感じで、ちょっと触っただけでも結構色々ありました。仕事用など、大事なマシンに入れるのはまだ様子を見た方がいいように思えます。
どうも新しい Safari が困ったちゃんな感じに見えますねえ。操作も少し重たいし (Web ページのレンダリング自体は速いのですが) 。

Mac の不具合報告は以下のフォームから行えるようなので、これからフィードバックします。
https://www.apple.com/jp/feedback/macosx.html

(2014/12/08追記)

本エントリで報告した問題のうち、後ろ 2 つの「IM を起動しての文字入力が遅くなる (Safari がトリガ?)」「デュアルディスプレイだとサブディスプレイ側の描画が乱れる」については解決策がありました。
次のようにアクセシビリティの設定で「コントラストを上げる」「透明度を下げる」の設定をONにすると解決しました。

やはり半透明のエフェクトが非常に高負荷だったようです。